Aさんのこと
10年いや15年以上も前の曲なのに、今になってなお語りかけてくる。
「何が真実か分からない時がある…」
「伝えられない事ばかりが…」
街を歩いているとき、本や新聞を読んでるとき、色々な「真実」にぶつかる。
米国の新大統領は…
中国は…
沖縄の基地は…
云々
どれも、その人にとってそれが事実として信じた「真実」なんだと思う。
だけれど。
受け取る側がそんな真実のシールを1枚はがしてみたい衝動に駆られめくってみると、そこに現れるのはまた違った現実。
何枚も何枚もシールをめくっては確かめても、結局シールはなくならない。
「ああ、これだな」
と自分が思い、納得した事実がその人の真実になる。
「真実」を「真の事実」と読むよりも「信実」と書いて「信じた現実」と読んだ方が正解かもしれない。誰かに聞いたこと、誰かが書いたことが真実とは限らず。時に自分で見たことだって分からない。結局、それを信じたかどうか。そこなんだと思う。
突然のクリスマスプレゼントを聴いて、なぜかそんなことを思い久々に書きとめてみました。
Happy X'mas wishing upon the star & dreaming for peaceful world.