心に花の咲くblog re.

If I let you know where I'm going - won't be on holiday.

170630中国と日本人

日本人はどこに行っても日本人だけで群れたがる。
そんな陰口を聞くことが多いが、実はこれは日本人だけでなく、どこの国の人も異国に行けば、母国が恋しくなり、知らず知らずに同国の人を探す傾向にあると思う。
顕著なのは、どこに行ってもあるチャイナタウンだろうか。

 

北京へ赴任した当時、せっかく海外に赴任したので、日本人との関わりは極力少なくして現地の文化や風習に接するように心掛けていた。
とは言いながら、大学OB会や、SNSを通して日本人人脈というのは気が付くとできている。
マンションも当初日本人占有率20~30%であったが、いつの間にか大手自動車メーカーなどの押し掛けで、今では80%以上と何ともガッカリな限り。
それでも住んでいる内に日本人同志の情報交換というのも、これはこれで大切ということが分かってくる。
例えば、あの飲み屋に公安のガサ入れが入ったから気を付けた方が良い、ビザ取得は××すると手続きが短縮できるなどなど。
特に、国同士の関係が悪い国に住んでいる場合は、大袈裟かもしれないが、情報収集能力が運命を変える場合もある。

 

さて、そんな他国で群れる人々について改めて見ると、各国の集まり方、欧米風に言えば、パーティーのやり方はなかなか興味深い。
日本人のお決まりコースは居酒屋で集まり、そのままカラオケというコースがデフォルトだと思う。
一方で欧米式はバーでまずは酒を飲み、適度に酔っぱらったところで、クラブへ繰り出す。
日本人が朝まで歌い倒す一方で、彼らは朝まで踊り倒す。一度、友人に連れられ同行したことがあったが、正直ツライのひと言。
その日は午前3時頃にgive up宣言をして先に帰ってきてしまった。友人いわく、異国で、特にこの国で暮らすには週に1度くらいはcrazyにならないとやってられないとのこと。
それぞれの国にはそれぞれのストレス発散方法があり、まあ内輪でやっている分には平和で良いと思う。


無理せずお気楽に。異国で暮らす秘訣はそんなところにあるのかもしれない。