140615映画メモ5
最後です
スペースカーボーイ(Space Cowboys)
なぜ日本語タイトルには複数形の"ズ"を付けないのだ。
スペースカーボーイズで良かったはず。
あのウォーターボーイズだって、ちゃんと"ズ"が付いていたのに。
と、余談はさておき。
オッサンたちが昔の夢を現実にする物語。
ミリオンダラーベイビーなんかより全然良いです。
安易に宇宙のシーンを多くしたり、何となくラストが見えるような展開になりつつも、無駄に客を泣かせるような演出を取らず、むしろそこでこの音楽!?って明るく盛り上げる(までは行かないが)見せ方は好感が持てます。
60過ぎのオッサンたちが、いかに昔は凄腕パイロットだったとは言え、宇宙に行くなんてリアリティが無さ過ぎ。とか野暮なことは言わない。
だから映画なのでしょ。
インシディアス(Insidious)
まずは意味から。
Insidious【形】
1:こっそり(悪いことを)企む、狡猾な、陰険な、油断のならない
2:(病気などが)潜行性の、徐々にむしばむ、知らぬ間に悪化する
まさに!といえるタイトル。
これは久々のヒットでした。
ホラー映画というジャンルでありながら、サスペンス的な要素も持たせ、それがホラーというジャンルの中でしっかり成り立っている。
ホラーというジャンルは、怖ければ何でもあり、という方向に走りがちですが、なぜそこにその霊がいたのか?など意味付けをしたのは素晴らしいと思います。
それなりにシリアスなストーリーを壊さない程度に登場するオモシロ脇役もgoodです。
ベタベタなラストもこの映画ではアリですね。
インシディアス 第2章 (Insidious Chapter2)
そしてその続編。
すでにホラーというよりはミステリーに近い感じになっています。ミステリーというよりむしろRPG。
前作と比べ「えっ、それあり?!あ、でもスタンドで人間は攻撃できるからいいのか」みたいな点もありますが、まあいいでしょう。
1作目とのつながりについては、多少強引とも思えますが、実際そこまで考えて前作を作っていたのならあっぱれです。
そしてそして相変わらずベタなラスト。
そして、前作でダース・モールが出て、今作でドゥークー伯爵が味方で参戦!次回はいよいよパルパティーン皇帝が登場か!
と、ひとり盛り上がったところで終わりにしましょう。
ま、手を変え品を変え続けていってもらいたい映画です。
案外ドラマ化したら面白いかもな、なんて思いながらも、敵の強さのインフレ化が簡単に予想できるので、止めた方がいいかな。
おしまい
いやあ、映画って本当に面白いですね。そして癖になりますね。。。